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date :2014年09月

キンモクセイ

土曜日の早朝、洗濯物を干しにベランダに出たら、キンモクセイの香りがふわっとする。
叔父さんの庭を覗き込むと、明るいオレンジ色の点々が開きつつある具合であった。

毎年毎度のこの香りではあるが、いつでもその香りは瑞々しく懐かしい。
そして、私の、ひとつの思い出の宝物でもある。
今日はそのお話・・・。



娘がまだ、二歳を過ぎたころ。
息子は四歳で、その年の春から二人を保育園に通園させており、毎日毎日、前と後ろに子供座席がある、そしてオランダ製の両脇掛け鞄をくくりつけた改造ママチャリに乗って、日々の送り迎えをこなしていたのだが、
その行きか帰りかの出来事・・・。
前座席に座る小さな娘が、走行中に「ママのにおいがする、ママにおいがする」と、いう。
「ああ、キンモクセイね、キンモクセイっていう花の匂いよ」

どこかの家の庭木が香っていたのであるが、娘はまだ「ママ、ママ」言っている・・・。
とりたてて日常的に、私がキンモクセイの香りの何かを愛用していたというわけではないので、娘がなぜ、キンモクセイをママのにおいだというのだろうと訝しかったのだが、
根拠がいるような歳の子でもないので(笑)、多分それは、娘のイメージの世界での思い込みなのだろう・・・。
そう理解するとともに、何だかわたしの心は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

その頃の私は、小獣のような息子が毎日引き起こす事件で、いつも泣き出したいくらいに疲れ切っていて、
とてもとても、小さな娘に十分な注意や意識を向けてあげることは出来なかった。
それなのに、娘はとてもママっ子で、保育園のお迎え時はいつも、「毎日毎日、母を訪ねて三千里の再会シーンですね」と保母さんに大笑いされるほど、喜びを爆発させて胸に飛び込んでくる有様で、
しかしそれは私にとって、内心、二歳で嫌がる子を保育園に預けた苦さを噛みしめるお迎えであって、とても笑えることではなかった。
そんなこんなで、私はいつも娘には「なぜこんな母を娘はいじましくも慕うんだろう・・・」と悲しく、それは障害の可能性を告げられていて母子のコミュニケーションが成立しない息子との対比もあって、ますます深く沈む思いであった。

娘が思う母に、私はなれない。
キンモクセイの香りのような優しい存在に、私はなれない。
当時の、母を母として認識しない長男に「便利な道具」扱いの状態であった私に、母の自信というものはひとかけらもなかった。
だからこそ、ただただキンモクセイの香りは甘く悲しく、娘の嬉しそうな声に、私の心は張り裂けてしぼんだ。




これから先、もし私が生きているうちにタイムマシーンが出来たのなら、あの日に戻って、私は私に伝えたい。
「あなたはとてもよくがんばっていましたよ、泣くことはないから」
キンモクセイの香りがする時期になると、私はそう思う。
いつか「過去」に、溺れて死にそうな私を救い出しに行かなきゃと思う。





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てらくん正式譲渡

日曜日夕方、私とてんてんさんと高尾山猫さんの三人で、てらくんの正式譲渡にお伺いしました。
てらくん、すっかり馴染んで里親さん宅を元気に走り回っておりました。

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おおお、はちねこ預かり母さんズ勢揃いだ~


てらくんのトライアルには、実は不思議な経緯が・・・。

ぴょん吉とてらくんは、一緒に我が家の預かり猫だったので、はちねこカフェ終了後のぴょん吉トライアルの際、里親さん宅に初めてお伺いしたとき、てらくんはキャリーの中に居残りで、真新しい畳の上を走り回るぴょん吉にサヨナラをしたのでした。
そして、またまたカフェ終了後に、今度はぴょん吉正式譲渡にお伺いする際も、てらくんはソフトキャリーに入れられて里親さん宅に向かったのでありました。
その車中でのこと、あと一つ二つ曲がったら里親さん宅というところで、なんと、てらくんは力任せに暴れてソフトキャリーのファスナーを開け、ソフトキャリーをすっぽりくるんでいた洗濯ネットの中に脱出をしたのでした~。
そんな脱出劇は初めてのことです。いつも病院に通う時やはちねこに行く時もこのソフトキャリーを使用してきて、そんなことは一度もなかったのに、このときはそんな無茶をしでかしたのでした。
そういうわけで、里親さん宅に着いて車を降りて開口一番、「てらくん、出ちゃって。ちょっとお部屋を貸してください~」と頼むこととなりました。
畳の上に出してもらったてらくんは、「しめしめ、やったぁーーー」と思ったのでしょうか(笑)。
正式譲渡の書類作成の間、ぴょん吉とお部屋を駆けずり回って楽しそうにしているので、ついつい私は「てらくんを二匹目にどうでしょうか?」と、ずうずうしくもお声掛けをし、なんとそのまま、てらくんトライアルの承諾をいただいたのでした。

こういうのは波長というものでしょうか。
きっと、てらくんは「ここのウチがいい」と思ったのに違いないし、里親さんも「このこなら」と思ってくれたに違いないと思うのです。
そして、もちろん・・・

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ボクがね、みーんなみんな決めたんだよ

そうだね、ぴょん吉、きみは幸運を呼び込む黒猫だもんね~。
仲良しの二匹を迎え入れてくださった里親様、本当にありがとうございます。どうぞよろしくよろしくお願いいたします。



さてさて、これはまた別の黒猫の新しい物語・・・。

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まるで、もう一匹のぴょん吉のような黒猫が、この日、てらくん正式譲渡に向かう道すがらで保護されました。
前日、コンビニの後ろでご飯をもらっているところを目撃されていた子猫です。
このコンビニでは、先日一匹の猫が交通事故にあいました。

おれ!みけお! 淡雪と書いてアリエル
(ごめんね、リンク貼れませんでした。検索かけてくださいね)

はちねこスタッフ宅は、もう保護猫でぱんぱんなんだけど危険を放置することは出来ません。
保護しました・・・とほほ。



おまけです。
高尾山猫さんが街でみかけたそうです。

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地域猫として幸せに暮らすことは決して簡単なことではありません。
皆様ご存じのように、虐待もあればアリエルのように交通事故にあうこともあります。
また同様に、保護する、しないの決断も簡単なことではありません。
どちらにしても、その猫の周りに頑張る人間がいてこそ、やっと明日の命が保障されるのが現実です。
どうか、地域猫でも保護され家猫となった猫でも、一匹でも多く慈しまれ幸せになれますように。
皆様、応援よろしくお願いいたします。

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もう三年前らしいけど、てんてんさん保護してくれてありがとね~
ももひなは、今日も幸せにお昼寝よ。



お詫びです・・・

最新記事を除いて、写真が閲覧出来なくなっております。
ごめんね、私が悪いの・・・。
ぜーーーーんぶ、やり直す気力はなくて・・・。
このままで・・・、申し訳ない~。
すみませんのう。

里親さん報告

今年の春生まれた子猫たちが、そろそろ避妊去勢手術を迎える頃になりました。
我が家で預かりをしたこたちも、ずいぶん大きくなっていることでしょう。
そんなふうに思っていたら、ぴったりのタイミングで里親さんから近況を知らせてくれるメールが届きました。

保健所引出しの三匹のうちの一匹、仮名とっとちゃんです。

とっとちゃんSBSH1026s

今は、夢叶ちゃん。こんなに大きくなりましたよ~。

DSC_0669.jpg

webs成長ゆめか

webs成長ゆめか2

この里親さんのお家の先猫ちゃんは、白三毛の胡桃ちゃん。
実は、我が家の保護猫第一号にゃんこなのです。
娘が「駐車場で鳴いていた」と抱っこして捕獲、一か月の家猫訓練を経て里親募集をした思い出深いにゃんこです。
その妹にゃんことして譲渡になった夢叶ちゃんは、パワフルで屈託のないとびきり可愛い仔でした。
相変わらずの事件で賑やかなようで・・・(汗)

実は8/20頃、夢叶が猫オモチャに付いていた長い紐を食べちゃったようなんですね。これは私の不注意でした(T-T)
翌日吐いた中にあって、ビックリしたのですが、食道や胃が荒れてしまったようで、吐くのが止まらなくなり(一日に何度も吐く)、飲食しなくなってしまったから、病院に連れていき、レントゲンとバリウム検査を頼みました…。バリウムは1日がかりで早朝から夜までかかるということで、早朝病院に連れて行くなら、仔猫(2,2kg)だったので急変とか夜のことも心配で、夢叶に病院に泊まってもらいました(汗)
夢叶は、幸い内臓に異常はなく、ほかの異物もなく、バリウム検査でも看護士さんや獣医さんに触られるたびにゴロゴロ言ってたらしく、また入院なのに、ペットホテル並みにリラックスしてたみたいで、動物病院で大人気仔猫になってました(笑)
(先生も夢叶を抱くと嬉しそうで笑えました。)
それでもしばらく飲食できず、すると吐いてしまうクセがついたりで、お薬を与えたり柔らかフードにしたりしながら、1週間以上かかって治りました(^_^;)


おお騒がせだけど可愛すぎて憎めない~。
そうそう、そんな仔でした(笑)。
この先、避妊手術の入院でもハプニングがありそうですねぇ~、里親様、よろしくお願いいたします。

譲渡になった保護猫たちの幸せな報告をいただくと本当にうれしくなります。
私たちはちねこスタッフにとって、預かりをさせていただいたにゃんこは、一匹たりとて忘れられない存在です。
いつまでもいつまでも「どうしてるかなぁ」と、時には思い出します。
なので、こうやって近況をお知らせいただくと本当にうれしいのです。
ありがとうございます。
どうか、ご負担のない程度で、またお便りくださいね、待ってます。

ぴょん吉くん正式譲渡

日曜日、カフェ終了後にぴょん吉くんの正式譲渡の手続きにお伺いしました。
ぴょん吉くん、いかにも黒猫の似合いそうな懐かしい日本家屋の主となっておりました(笑)。
甘えん坊だけれど、少し慎重なところもあったぴょん吉くんなので
一週間ぶりの対面だと、ぴゃーっと逃げられるのではないか、と思っておりましたが
きっとたくさん可愛がってもらって安定しているのでしょう、「やぁ、おばさんだ」って感じの余裕のお出迎えをしていただきました~。
かわいいくるりんしっぽを振り振りケージから出てきて、私のかばんをクンクン。
「懐かし~」って感じでしたよ~。

ぴょん吉物語

ぴょん吉くんは、過酷な環境下で放置され、保護時には三途の川に足をつっこんでいる状態だったと思います。
そんなところから生還出来たのは、ひとえにぴょん吉くん自身の「生きたい」という子猫ならではの命の強さがあったからだろうと感じます。
毛が抜け落ちて、白い謎の毛が生えてきたものの(笑)、その後のぴょん吉くんは、びっくりするくらいの健康に育ちました。
そして、ありのままの~♪ぴょん吉くんを受け入れてくれる里親さんに巡り合うことができ、
幸せな幸せな一匹の飼い猫になることが出来ました。
涙が出ます。
暖かい、暖かい嬉しい涙です。
それとともに、きっと生きてはいないだろう、このこの兄弟たちのことを思うと、悲しい辛い涙も湧いてくるのです。

ぴょん吉、あなたはずっとずっと幸せにね。



そして、もう一つ嬉しいニュースです。
さて、ぴょん吉くんとお部屋探検にくりだしているのは誰でしょう(笑)。

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てらくん、トライアルです!
ぴょん吉くん宅です!
続きはまた来週!

日替わりで

毎日色々あります。
ま、よその預かり宅でもそうみたいだけれども。

てらくんは、土曜日の譲渡会参加がよほど疲れたらしく
帰宅後、こーんなポーズでぐっすりでした。
かわいいなぁ、なんて預かり親バカしてたら、とんでもない・・・。
夜遅くにケージ内で吐いていて、朝はけっこうな下痢で、朝食も食べません。
元気はあるものの、当然心配です。日曜日ははちねこ不参加といたしました。
昼もあんまり食べなかったらしく、「ご飯残した」と息子からラインが届きました。
でも、元気は元気らしく、私もはちねこから帰宅後、様子を見ましたが
夜はご飯完食。めいちゃんが残していった整腸剤も飲んで下痢もストップしています。
楽しそうにジュンくんを追い掛け回して遊んでいるので、
原因としては、やはり譲渡会疲れで体調が悪いところに食べ過ぎたようでした。
ふぅぅ、一件落着。
と思っていたら・・・

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月曜日、我が家の飼い猫ももちゃんの右目が怪しい。
左目を、どうやら仔にゃんこたちからもらってしまったらしい結膜炎で治療中でしたが
その左目から右目に結膜炎がうつったらしい・・・。
器用に片目ずつショボショボさせています。
とりあえず点眼して、様子見。

その夜、いつもは食いしん坊の我が家の飼い猫ひなたがご飯を残します。
熱もなさそうだし、ももの結膜炎はうつっていなさそうだし、下痢もしてません。
なんだろうな、好き嫌いかしら・・・と思っていたら

火曜日朝、ひなたがまるっきりご飯を食べません。
これはおかしい。むむむ、と思ったら
どうやら、やたら口をもごもごするので歯か口の中かが痛いのではないかと思います。
あーんさせてもわからないけど。
カリカリをやめて、新しくウエットだけのお皿を出したら完食しました。
食べられはするみたい、なので様子見。
でも、明日お医者行くかな・・・って思っていたら

夜、くろばちゃんが熱っぽい。
くろばジュンと、くしゃみ鼻水で投薬中なのですが、替えてもらった抗生剤があんまり効いている様子がなくて
むしろ、前の抗生剤のほうがまだ良かった感もするので
再び、診察に行くほうが無難かしら・・・と感じ始めていたのです。
ジュンのほうは鼻水たらしながらも元気なんだけれども
くろばちゃんはさすがに、熱があるようなので元気がない。
鼻もつまって苦しそう。
シリンジで鼻が吸えないかしら、と思って試したのですが(人間の赤ちゃん用にはそんなスポイトがある)
鼻の孔、ちっさ。無理。
点鼻して、二匹を別にして寝かしました。
明日は朝一で、くろばジュンから通院、これは様子見出来ない状況です、優先。

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ちなみに、はちねこスタッフの預かりさんの中では、こんな我が家の様相はまだまだ序の口なのです。
ほぼ毎日、てんてんさんやちびままさんなどは通院です。
仔猫は本当に手がかかるし心配なことも多いので仕方ありません。
こんな苦労をしているのも、ただ、猫たちが素敵な里親さんのところで幸せな飼い猫になれることを願っているから。
どうか、一匹でも多くご飯があって病気に苦しむことのない飼い猫の幸せを見つけてあげられるよう、
ご支援していただけたら幸いです。


少し疲れて考えた

こんな夜中に、うまく書けるかどうかわかんないことを書く。
かなり「地雷」だと思うけれど、困ったら「続く」にしてしまえばいいや、と思って。



今年の保護猫のスタートは五月の連休前から始まった。
三匹の乳飲み子たちは、心配したこもいたけれど、離乳食の頃までにはすっかり健康になり
早々と里親希望さんが決まったこともあって、ところてんを押し出すように譲渡をさせてもらい、次の保護猫たちの世話に移行。
その子達はなんとへその緒級の乳飲み子たちで、まずは二週間の隔離から受け入れ開始。
さすがにこれだけ小さいと色々あって、色々あったけど、無事どのこも欠くことなくほぼ離乳まで育てて保護主にお返し完了。
そのあとのこは、可哀想に私の世話に少し落ち度があって入院させてしまうようなこともあり
このことは、すごく精神的にこたえた。
悪くなりだした経過の速さの恐怖と、少しずつ好転するのにも期待し過ぎないよう萎縮して固めた心のつらさ。
たった一週間の入院でもあれだけ辛かったのだから、たくさんの人達がどれだけ思い耐えているのか初めて思い知った訳で。
その、色々思いが動いた分、幸せに譲渡出来た後は、揺り戻しというか「空の巣症候群」というか、放心してしまい
まだまだ手元に保護猫たちを抱えているのだけれど、何だか慢性的な疲れを感じることもあって
初めて、「私何やってるんだろね・・・・」と漠然と保護猫活動する自分に疑問のようなものを感じた次第です。
で、これは危ないと思い、そうだ私は羊毛猫人形を制作していくうえで、保護猫活動手伝っているのよ~と、ちょっとばかし意識操作。
活動しなくちゃ、と意気込んで秋の古本まつりに猫人形のブースを申し込んだのに、
やっぱり何かが回復してない・・・。
作れない訳です。
多分、家庭のストレスもあって猫のことばかりではないんだと思う。


昔々、長男に障害があるかも・・・という状況になったときに、音楽や美術に感動する心を放棄せざるを得なくなって
何も感じない鈍感さを獲得したから日々の暮らしを暮らしていけるようになり
それからざっと十年は、心が戻ってこなかった。
回復は少しずつ少しずつで、ある日、「もう終わったことなんだ、私は十分がんばった。あれ以上うまくは出来なかったと思うよ」と思えて、涙がはらはら落ちて、景色に色を感じるようになり、
でも、音楽の心は元通りではなくて、それを諦めるために違う道を決意して大学にまた通い
しかしそれで仕事は出来ず、なので「仕事しなくちゃ強迫」の私は
猫仕事に精を出したんだと思います。
さて、何をどうしたらいいんだろう・・・。
にゃんこ達はふかふかで暖かく、このこ達を幸せにしたいと思うのは本当なんだよ。






くろばちゃんウィルスチェック

くろばちゃんを預かったのは七月の終わりで、
その時の体重はなんと170g、月齢からしたらあまりにも痩せていて
命の危険も危ぶまれる、そんな状態でした。
あれから一か月が過ぎ、
くろばちゃん、本日やっとやっとのウィルスチェックの体重目安600gに届きました。
いや~、ホントによくここまで来たよ。
結果も、猫エイズ猫白血病ともにマイナスでした。

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もちろん、まだまだ小さいくろばちゃん。
ご飯のときも、ゆっくりゆっくり食べるので、いつもジュンくんに最終的にはお皿を乗っ取られてしまいます。
それでも、だんだん食べることに執着は出てきたかな~と感じるときもあるので
これからはどんどん大きくなっていけるかしらね。


さてさて、イチオシにゃんこのてらくんですが
今日、肩乗りの芸(?)を習得しました~。
私がテーブルの前で、スマホをぽちぽちしていたら、そのストラップが揺れるのが気になったらしく
どがっと飛んで私の肩に乗り、お手手でちょんちょんつついて、
そうしたらその位置が新鮮だったらしくすっかり気に入って肩乗りをマスターしてしまいました。

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運動神経もよくて、好奇心の強いてらくん、
ほんと、芸を覚えさせたら、しそうな頭の良さなんですよね~。
どなたか、猫に仕込むいい芸を知りませんかね(笑)。


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ぴょん吉くんは明日からトライアルです。
少し、慎重なところもあるぴょん吉なので、どうか里親希望さんがゆっくりゆっくり見守ってくださいますように。
甘えん坊なぴょん吉くん、がんばっておいでね。

選ばれる選ばれない

人間の子の里親探しの場合でも、「選ばれる選ばれない」の現場があって、
それに比べると猫の里親探しの場合は、ただ預かりさんが、がったりしたりするだけの話であって
猫本人が落ち込むなんて話はない訳で、
それを思うと、選ばれない人間の子の気持ちはいったいどんなだろうか、と苦しくもなる。


ヒルベルという子がいた


私がまだ、結婚も出産も考えられないほど若かったときに初めて読んだ本です。
この本ほど、長く長く私の中に突き刺さる本はありません。
ヒルベルとあだ名をつけられた少年は、預けられた施設の環境の中で、唯一自分にやさしいお医者さんの家庭に引き取られることを密かに望んでいます。
ある日、お医者は彼を見限り、この施設から彼は去っていきます。
残されたものは、あのこはどうしただろうと、時には思い出すばかりなのです。


猫の里親の現場は、人の子と違って「感情」の行き違いはないけれども、
かわりに預かりさんの「感情」が存在します。
預かりさんは、預かりの猫に対し、その世話をしながらありったけの愛情を注いでいる人も多いのです。
この仔がぴったりの場所でぴったりな幸せをつかめますように、との願いがあるのです。
なので、その思いをなじるような行為、「ウインドーショッピングのような猫の選択」「毛皮の色柄だけの選択」には
吐き出したいものをぐっと飲み込む、悲しくつらい思いでいるのです。

私たちから、ぜひ聞いていただきたいのです。
この仔の仕草の可愛さ、いじましさ、この仔の眼差しの輝き、信頼を。
どうか、この仔たちがぴったりの場所でぴったりな幸せをつかめますように。

プロフィール

ももひなかーさん

Author:ももひなかーさん
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