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「こむぎいろの天使」から

先週くらいかな、「もののけ姫」のテレビ放映があったらしく、その関係から、アシタカ役の俳優さんの松田洋治さんの近況がツイッターで話題になっていました。
松田洋治さん、今は専門学校の先生もしているそうで、そのツイッターは生徒さんのもので、松田洋治さんがエレベーターの階ボタンを「サーーーーーーーーーーン」と叫んで押すおちゃめな様子が報告されていました。(「もののけ姫」にアシタカが主人公の名を叫ぶそんなシーンがあります、笑)

わたくし、この松田洋治さんの長年のファンです。小学四年か五年くらいの時からのファンなんです。まぁ、ファンと言っても、追っかけとか、出演作品全部見た~とかではなくて、ただ一つの映画の強烈なファンなだけですが(笑)。
その、私が小学四年か五年のとき出会った松田洋治さん主演の映画は

こむぎいろの天使 雀と少年

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でした。
確か、都会から田舎に越してきた少年が、最初は「青びょうたん」なんてあだ名をつけられていたのですが、地元のガキ大将との友情をはぐくみたくましくなって、ある日拾った雀のひなを育てます。
雀はとても懐くのですが、野に返すべきだとの言葉に決断をし、複雑な気持ちを乗り越えて雀を放ちます・・・というようなあらすじでした。

とにかく、同じ年頃の私には、その懐く雀や田舎の風景の豊かさが羨ましくて、強烈な印象が残りました。むろん、少年役の松田洋治さんの演技がこの上もなく素晴らしかったからこそ影響されたのだと思います。

この一度見たっきりの映画に心酔した私は、なんと親にねだってセキセイインコのひなを買ってもらい、丁寧に世話をして手乗りインコに育て上げました。
こゆちゃんと言います(笑)。
それはそれは可愛がりました。今でもその青い羽根を数枚、宝物として大事に持っているくらいです~。





話はとんで・・・・・・・・・。

先日、ある知人から、乳飲み子の仔猫を育てるボランティアをしている私を称して、「そんなもろい命を世話するなんて、怖くてとても考えられない、あなたは修行僧みたいなところがあるから出来るのね」と、言われました。
うーん、何かが違うんだけど説明出来ない・・・と思っているまま、私は返答しそこねてしまいました・・・。

確かに、体調を急変させて死んでしまうこともある小さな乳飲み子のお世話はリスキーで怖さもあります。しかも、授乳が拘束する時間と行動の影響は、時として私の生活を本当に疲労させます。
そして、乳飲み子を元気に育て上げたとしても、仔猫の里親探しの「決まる決まらない」の不安が常に存在し、それなのに決まれば譲渡の寂しさ空しさが心の奥底にぽっちり残ります。
それでも、私が乳飲み子ボランティアを続けているのは、里親さんの暮らしに幸せを運び、可愛がられて暮らす譲渡猫ちゃんたちの姿が、本当にかけがえのないものだからだと思っていました。
でも最近色々考え迷うこともあって苦しくなりました・・・。確かに、心に苦しいものを抱えながらやり続ける姿は修行僧に見えたのかも知れません・・・。


保護猫活動に、なかなかどうして終わりはありません。やってもやっても次の猫、それも病気やけが、障害のあるこもたくさん保護されます。
「成果や達成」を目標にしたらとても続けることが出来ないと思います。かといって、「譲渡」という出口を意識しないで活動するのなら、会の活動は経済的に破たんしてしまいます。たくさんの矛盾や停滞のなか、自分で何を信じ基準にして活動するのかは己の選択次第です。ボランティアとはそういう自分の意義に負うものだと思います。ああしてください、こうしてください、に応える活動も他人の選択としてはありですが、私がしたいことではありません。


自問です、私は乳飲み子を育てたいと思っているのでしょうか?





なぜ乳飲み子の世話を引き受けるのか、それは自分では、自分が子どもを出産したときあまり母乳が出なくて、育児の、その出だしから躓いた苦い思いが影響しているのだと思っていました。
私は割と努力家(笑)なのですが、努力したところで母乳は出ませんでした。むしろ努力し過ぎたせいで乳口炎になり、自分の努力そのものが直結して実を結ばないのが育児と知りました。
その事実は、それまで、どこまでも努力したのなら道を切り開けると信じてきた自分にとってはつらい認知で、その後のしんどさの始まりでした。
そんなこんなの、躓き続きの育児を少しでもやり直せるかのように思えて、乳飲み子の仔猫をお世話することは私にとって代替の癒しなんだと思っていました。
非常に、悲観的で悲壮感漂う心理的分析です~(大笑)。
でも先日、上述の映画の記憶から、はたと気が付くことが出来ました。

なんだ、私は、子供のころから、小さいものを世話して育てるのが好きだったんだ~。
なんだ、そういうことか~。






ここ数か月、心のかせになっていたことがぽろりと取れて軽くなりました。
「好きでやっています」
そう言える発見は私にとって幸せです。

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